リワークの効果はあるのか?
あると思います。(天津木村)
タイトルは、人事面談で部長から言われた言葉です。
てか「リワーク」って言葉すら知らなかったからねぇ
管理職としてダメじゃないの?って思うんだけど…
リワークといっても内容はピンキリなので、ここでは僕の通っているリワークの話をします。
ただし、詳しい内容を書くことはできません。ご了承ください。
効果1:生活リズムの安定
服を着替えて外出する、という機会が半強制的に与えられます(もちろん休むことはできます)。
療養中は引きこもりがちになってしまうので、これは大きいです。
僕は週3回午後から通っているのですが、これがちょうどいいバランスなのかなあと思っています。朝から晩まで、もしくは平日はほぼ毎日みっちり行うところもあるそうですが、これはちょっとしんどいかな~と思います。
効果2:ストレス発散
「Twitterでしか病気トークできない」という人も多いと思います。
ツイキャスだと発信者の「生」の声を通して交流ができます。
ただ、それでも実際に面と向かって会話している訳ではないし、孤独を感じる人も居るでしょう。
リワークでは、同じ悩みや病気を抱えている方々や担当スタッフ(臨床心理士や精神保健福祉士)と交流を深めることができます。プログラム中でも参加者がいい感じにスタッフにガヤを入れたり…和気藹々とやっています。
※人によってはこういう雰囲気が合わないように感じる方もいるかもしれません。僕はこのゆるーい感じが好きで、いいストレス発散の場になっています。
参加者はおじさんばかり
リワークは男性社会です。おじさん率高めです。
女性にとってはこういう環境が嫌に感じる方もいるかもしれません。だいたいどこのリワークも女性の参加者は少ないようです。
参加を検討している人は、この点は留意したほうがいいでしょう。
効果3:ヨガ
療養生活は体を動かすことが少なくなりがちで、体のあちこちが凝り固まってしまいます。そのような状態を解消するため、ヨガを取り入れてるところが多いようです。
週に1回でも、やるとやらないのとではだいぶ違います。体がほぐれます。
片岡鶴太郎がハマる理由もなんとなく分かるような気がします。
リワークで学んだこと
独りじゃない
「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えるようになりました。独りじゃない、これを知れるのは大事なことだと思います。うつ病に悩む方複数人が一堂に集まるからこそです。
眠れない、仕事のことを考えると不安になるetc...他の方のリアルの声を聴けることはなかなかないと思います。「いっしょに頑張ろう」という気になれます。
ただ、卒業(修了)のタイミングは人によってバラバラなので、リワーク仲間の方が復職や再就職が決まって去ってしまうときは寂しくなったり焦りを感じたりすることはあります。
「今ここ」を意識すること
過去や未来にとらわれて頭がグルグルしてしまいがちです。そういった思考に陥らないように、「今ここ」を意識することを学びました。いま現在だけに目を向けるのです。これを講義や実践で習得できたのは大きいです。
まとめ
リワークは、人によっては負担に感じることもありますが、僕にとっては貴重な交流の場になっています。万人に勧められるものではありませんが、休職中の方は検討してみてはどうでしょうか?